2018/05/13

中国語学習者がili(イリー,咿哩)を使ってみての感想





こまでにこのブログで何度か記事にしたことがあります。iliについて書いてみたいと思います。

ili

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私はネットでこの商品を見付けてすぐにレヴューや性能比較を全くしないで、飛び付く様にして予約、購入へと至りました。もう少し慎重でも良かったかなとも思いますが、買った事を後悔はしていません。むしろ、持っていても良いかなくらいに思っています。不満な点もありますが、それを差し引いても合格している商品だと思います。尚、私がレビューしているのは、中国語のみです。英語などの他の言語については試してもいませんので私には分かりません。

 

 

 

名詞の検索が早い

私が中国人と会話をしようとして、よく詰まってしまう場面があります。それは名詞です。
名詞は、ほぼ無限にあります。覚えきれません。あなたは「電子レンジ」や「メロン」の中国語がすぐに出てきますでしょうか?私には無理です。すみません、これでも4年以上中国語を勉強しています。

電子レンジ=微波炉(weí bō lú)
メロン=哈密瓜(hā mì guā)

これら名詞を辞書で調べようとすると、時間が掛かってしまいますし、会話も腰が折れた状態になって、話が弾みません。
その点、iliであれば早いです。名詞が思い出せない時に咄嗟にiliに向かって「メロン」と言えばすぐに「哈密瓜」と返してきます。それを受けて「对对,我最喜欢的水果哈密瓜」と言えば通じますし、会話のテンポも崩れません。そして相手の中国人も「这是什么?」と言ってiliに興味を示すことが多いですので、そこからまた会話が広がります。

ちなみに、先ほどの例文「私が一番好きなフルーツはメロンです」を全文iliを使って翻訳すると「我最喜欢的水果是哈密瓜」と翻訳しました。今回は正しいのですが、少し長くなるとへんな翻訳になる場合があります。ですので私の場合は名詞以外の翻訳には使わない様にしています。私の中では”音声入力できる辞書”的な扱いです。

 

 

 

iliは数字が苦手

何で?となる翻訳も多いです。今回はそんな一例を紹介します。
「おはようございます=早想好」これは教科書通りの翻訳です。間違えようもなく正しいです。ですがiliでは
「おはよう=早安(zaǒ ān)」と翻訳します。間違いではありません。私も知識としては知っています。ですが中国人がこの挨拶を使っている場面を見たことがありませんし、聞いた事もありません。一般的には
「おはよう=早(zaǒ)」です。
ili購入後に何度かアップデートしているのですが、まだ誰からも指摘がないのでしょうか。

まだあります。中国語では数字の言い方が難しいのです。例えば「250」は
「250=èr baǐ wǔ shí」となりますが、iliで250远を翻訳させると
「250远=èr baǐ wǔ shí yuǎn」と翻訳します。ですが、正しくは
「250远=èr baǐ wǔ yuǎn」です。

「リンゴを2個ください」をiliに翻訳させると
「请给我二个苹果」と訳しますが正しくは
「请给我两个苹果」です。

ここまでは許せるレベルでしたが酷いのは
「2018年」をiliに翻訳させると
「儿千零一十八年」と訳します。これはダメなレベルです。
”年”を認識しているのだから、ちゃんと訳しましょう。正しくは
「二零一八年(èr líng yī bā nián)」或いは「二零一八年(èr líng yāo bā nián)」です。

 

 

 

やっぱり名詞

最初に戻りますが、やはり名詞を調べるのに便利です。
中国の地名を日本語読みで覚えてしまっていることは多いです。例えば
「マカオ=澳门(aò mén)」
「アモイ=厦门(xià mén)」
地名の翻訳はiliでは正確です。

辞書で調べるよりも絶対早いです。発音を聞けばだいたいピンインも想像が付きますので、私の様に毎日簡体字を書く人であれば執筆の効率が良くなります。

 

 

 

まとめ

完全にiliに頼り切ってしまうと、上手く使いこなせないかもしれません。
自分で少し中国語が話せて、足りない部分を補ってもらうくらいの使い方であればかなり有効だと思います。

私がiliを使ってみて感じるのは、思い切って割り切った作りをしているという点です。例えば一方向翻訳とか、ディスプレイがなくて文字表示をしないとか、バッテリー交換ができないとかです。
これまでの日本の家電メーカーの商品でしたら、あれもこれもと装備して、多機能にしていたと思います。その結果取扱説明書がブ厚くなり、使いづらい商品になりました。
その点ではこのiliはシンプルです。バッテリー残量さえ分かりませんし、音量調節もできません。ですがそれらを短所として捉えるのではなくて、扱い易さとして長所として捉えることが出来るのであれば、その人にとってiliはきっと有用な製品であると思います。

 

 

 

 


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