中国語の「什么也」と「什么都」の使い分け





「何(なに)」は疑問代名詞です。

疑問形で使うことが多いです。

例、
「何かありますか?」
「何がいいですか?」

 

しかし、こんな使い方もできます。

例、
「何でもありますよ」
「何でもいいですよ」
「何でも良くありません」

この場合は疑問形ではありません。

 

今回は疑問代名詞の”什么也”と”什么都”についての中国語学習メモです

これを書こうと思ったきっかけ

私の大好きな中国語の教科書は、”汉语口语速成(基础篇)”ですが、注釈にも載っていないのに、いきなり練習問題が出てきて酷いなあと思ったのでこのメモを書こうと思いました。
それは「第3课,练习5,用疑问代词,”什么/哪儿/谁“+”也/都“完成句子:」の所です。
この教科書では「知っていて当然」、「分かっているのが前提」という感じで、教えてもいないのにいきなりの練習問題です。

 

疑問形での使い方

上段の日本語の例で言うと
「何かありますか?」「有什么?」
「何がいいですか?」「什么好?」
こんな感じになるのは皆さんがご存じのとおりです。

 

疑問代名詞での使い方

これが書きたかったポイントなのですが
什么也+否定
什么都+肯定/否定
什么也は否定形のみで使えます。
什么都は否定形と肯定刑のどちらでも使えます。

「何でもありますよ」「什么也有」「什么都有」
「何でもいいですよ」「什么也好」「什么都好」
「何でも良くありません」「什么也不好」「什么都不好」

私はこれまでに無意識で「什么也+肯定」を使ってきたと思います。
聞かされる中国人も意味が分からない訳じゃないから、「コイツ変な中国語喋るなあ」とか思っていたのかも知れません。
きゃー、恥ずかしいですね。

文法的には間違っていない筈なのですが、中国人は「什么也+肯定」を言いません。
長い歴史の中でそう習慣づけされたのでしょうね。なんか不思議な気もしますけど。

 

まとめ

「什么也」に続けて使うのは「不」、「没」です。
或いは、すぐ次に不、没を使わなくても、近い所で必ず否定形を使います。
それは、「做不了」、「想不起来」、「干不成」、「说不出来」、「吃不了」などです。

『あ~、忘れそう』と思ったあなたは私と同じ選択をとってください。
それは「什么也」を使わずに「什么都」のみを使うという選択です。(哈哈哈

 

什么也+否定
什么都+肯定/否定
これを理解していることが前提なのが”汉语口语速成(基础篇)”なんです。

 

 

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