中国旅行~去参加婚礼~2019年5月~
中国の結婚式に呼ばれました
『今年はいつ中国に行こうかな、やはり私が一番好きな8月の暑い日に行きたいな。』とか、考えていたのですが、私の友人の会社で働いている、私の担当者さんがめでたく結婚することになったので、結婚式に参加してみないかとのお誘いがありました。
建て前・・・
その担当者さんは新卒でこの会社に入ってから、ずっーと私の担当に付いてくれていて、私の無理な依頼にも親切に対応してくれている娘さんです。放っておける筈がありません。
本音・・・
私はこれまでに中国の結婚式に参加したことがありません。
何より、新しい体験が出来ることに期待が膨らみます。
そうです。仕事でも観光でもない、未体験の中国文化を経験したいだけなのです。
準備
いつも通りお土産は抜かりなく準備します。
お菓子とカップ麺とお酒の箱には化粧品類が入っています。
今回は結婚式に参加しますので、祝金を忘れることはできません。
「郷に入れば郷に従え」と言いますが、郷を知りませんので全て日本式で準備しました。中身も日本円です。
スマホを変えたことで、通信環境が以前とは変わりました。
重いルーターを持ち歩く必要がなくなったので、その分身軽になりました。
充電を気にする機器が一つ減ったのもうれしい変化です。
私は旅行時にはいつもこのベストを着ています。
理由は手荷物を持たずにぶらぶら出来るからです。
出発
荷物を積み込んで、いよいよ出発です。
ゴールデンウイーク前半は雨が多かったですが、後半はお天気に恵まれそうです。
連休中の空港はまあまあの混雑ぶりです。
ですが、外国人の方が多い印象を受けます。
空港は混雑していますが、遅延もなくスムーズな出発でした。
いつもこうであればうれしいのですが・・・。
入国審査手続きはいつも混雑しています。
もっと簡略化出来ないものなのでしょうか。
大橋
私の場合は上海からこの橋を渡ると「中国に来た~」という気になれます。
第1日目 観光
素晴らしい晴天です。
日本のメディアは、中国の空気が汚くて汚染されているかのように報道していますが、実際にはそんなことはなくて、気持ちのいい青空が広がっています。
この日はちょっと観光しに杭州に行ってきました。
有名な西湖です。
私は中国でも雪駄履きです。
西湖の近くにある灵隐飞来峰造像永福寺です。
しかし、西湖より灵隐飞来峰造像永福寺より私がもっと感動したのはトローリーバスでした。
生まれて初めてトローリーバスを見ました。感動!
第2日目 結婚式
いよいよ今回の旅の目的である結婚式の当日です。
午前と午後に2回に分けてあるらしくて、午前中は新婦さんの実家に新郎が迎えに行くところから始まるそうです。
義烏市内から車で約1時間半の長閑な田舎ですが、不釣り合いな黒塗りの高級外車が並んでいます。
実家入り口から飾り付けがされています。
私たちが実家の中に入っていくと丁度、求婚の儀式(正式名称ではありません)の大詰め的な場面でした。
真ん中のTシャツを着た女性は、最後まで嫁に行くのを阻止するという役目らしいです。
これも中国の文化ですね。
めでたく求婚の儀式が終わると楽しい宴会になります。
招待者全員は実家の中に入れませんので、外に作った仮設の宴会場に移動します。
参列者は多分100人を超えていると思いますが、新郎は一人一人に挨拶をして、無理矢理乾杯してお酒を飲まされます。
これだけ大規模な宴会ですが村の人たちで作る手料理です。
凄いです。料理も美味いです。料理の画像を撮るの忘れました。
なぜかこの宴会に新婦は殆ど顔を出しません。
そして宴会もお開きになりそうになると、花火を焚いてから新郎新婦は高級外車の車列で第2部へと移動します。
私はもちろん第2部にも参加したのですが、夜の宴会は近代的で特に目新しいものはではありませんでした。
かなり盛り上がっていましたけど。
今回の結婚式で飴や果物をもらいましたが、他の誰かにあげました。
そんな物よりも私が嬉しいのはこれです。
高級タバコ中華を7個も頂きました! 自分で吸うのが惜しいくらいの高級タバコです。
他にもお茶とか、お酒とか頂きました。
そして次の日には帰国です。
夢の様に楽しい時間は矢の様に過ぎて、現実に引き戻されます。
本当に夢でも見ている様な気分でした。こうして画像が残っていなければ、現実か夢か疑うところです。
最後に
最初は行きたくありませんでした。
ゴールデンウイークに海外だなんてあまりにもベタ過ぎて、「私には合わないし、航空機は高いし、行きたくない!」なんて思っていたのですが、そこは流石の中国大陸です。行ってみれば楽しいことの連続でした。
その上、今回は初めて中国の結婚式に参加するというイベントまでありまして、貴重な体験をさせて貰いました。
都市部であればもう少し違う感じなるかと思いますが、やはり中国は田舎が面白いですね。
このブログの読者さんであれば、中国語にも中国文化にも興味がある方だと思います。
読者さんも機会があれば、是非イベントに参加してみてください。きっとこれまでと違う体験に感動すると思いますよ。
最後に、今回私の中国旅行に尽力してくれた、私の友人と関係者さんに敬意と感謝を